リクライニングチェアは腰に悪い?腰痛が気になる人向けの正しい選び方を解説!

リクライニングチェアは腰に悪い?腰痛が気になる人向けの正しい選び方を解説!

リクライニングチェアは正しく使用すれば腰に悪い影響を与えませんが、長時間の使用や不適切な姿勢で座り続けると、腰痛のリスクが高まる可能性があります。

リクライニングチェアを使っていて腰痛が気になる方は、使い方を見直してみましょう。

この記事では、リクライニングチェアが腰に悪いと言われる理由、悪い影響を与える原因、腰痛が気になる人向けの正しい選び方や座り方について解説します。

リクライニングチェアが腰に悪いと言われる理由

リクライニングチェアは腰に悪いと言われるケースがありますが、製品自体は腰に悪い影響を与えません。

しかし、間違った使い方や長い時間使用すると、腰痛のリスクが高まる可能性があります。

腰の痛みが悪化する主な理由は、リクライニング機能によって背もたれが後方に倒れることで、腰椎のS字アーチが崩れやすくなるためです。

また、倒した状態で長時間過ごすと腰部の筋肉が緊張し、血行不良を引き起こす可能性があります。

さらにリクライニングチェアの座面が柔らかすぎる場合、体重が均等に分散されず、特定の部位に負担がかかりやすくなってしまいます。

これらの要因が重なると、腰の痛みや不快感が生じる場合があります。

腰に悪い影響を与えるリクライニングチェアの使い方

リクライニングチェアは、使い方次第では腰に悪い影響を与えます。長時間の着座、高さや広さ、座面の柔らかさなどが主な原因です。

腰痛が気になる方は、自身の状況を確認して改善する意識が必要となります。ここでは、腰に悪い影響を与えるリクライニングチェアの使い方を解説します。

長時間座っている

長時間座り続ける行為は、リクライニングチェアに限らず、腰に悪影響を与える原因です。同じ姿勢を保ち続けると腰部の筋肉が緊張し、血行不良を引き起こす可能性があります。

また、椎間板への圧力が持続的にかかることで、腰痛のリスクが高まります。さらに長く座り続けていると姿勢が崩れ、腰椎のS字アーチが失われやすくなるでしょう。

これらの要因は、腰の痛みや不快感が生じる主な原因です。

改善するには、長時間座り続けることを避け、定期的に立ち上がって軽い運動をしたり、姿勢を変えたりする意識が必要です。

適度にリラックスしたりストレッチしたりして、筋肉の緊張と血行不良を防ぎましょう。

足を組んで座っている

足を組んで座ると一時的には快適に感じられますが、最終的には腰に悪影響を与える可能性があります。

足を組む行為は骨盤が傾き、脊椎のアライメントが崩れやすくなる原因です。これにより、腰部の筋肉に不均等な負担がかかり腰痛のリスクが高まります。

また、足を組むと血流が阻害され、下半身の血行不良を引き起こしてしまいます。

また、長く足を組んで座り続けると姿勢が崩れやすくなるため、腰椎のアーチが失われやすくなります。

腰痛が気になる場合は、足を組んで座る癖を意識して減らし、両足を床にきちんとつけるよう徹底しましょう。

前傾姿勢で座っている

前傾姿勢で座ると腰に悪影響を与える可能性があります。

前傾姿勢は背中を丸めて前かがみになるため、この状態を維持し続けると、腰椎のS字アーチが失われ腰部に負担がかかり過ぎてしまいます。

また、前かがみの状態では腰部の筋肉が持続的に緊張し、疲労が蓄積されやすくなり、首や肩にも負担をかけ、全身の不快感につながる可能性があります。

前傾姿勢は集中している時や疲れている時に無意識に取ってしまう場合がありますが、意識的に背筋を伸ばし、正しい姿勢をキープするようにしましょう。

また、リクライニングチェアの背もたれを有効活用するのも対策のひとつです。

高さや広さが身体に合っていない

リクライニングチェアの高さや広さが身体に合っていないと、腰に悪影響を与える可能性が高くなります。

例えば、座面の高さが適切でない場合、足が床に届かなかったり膝が高くなりすぎたりして正しい姿勢を保てなくなります。

また、座面の奥行きが深すぎると、背もたれに背中がきちんとつかず、腰部の補助が不十分になります。

さらに背もたれの幅が広すぎる、もしくは狭すぎると、体が左右に傾いたり肩や背中に不必要な圧力がかかったりする可能性があります。

快適性を保つためにも、身体に合ったサイズのリクライニングチェア選びが大切です。

座面が柔らかすぎる

座面が柔らかすぎるリクライニングチェアは、一見すると快適に感じられますが、腰に悪影響を与える可能性があります。

柔らかすぎる座面は体重が均等に分散されず、特定の部位に過度な圧力がかかりやすくなります。

また、柔らかい座面に沈み込んでしまうと、骨盤が後傾し、腰椎のS字アーチが崩れやすくなります。

加えて、長く座ると姿勢が崩れやすくなり、腰部の筋肉に不均等な負担がかかる可能性があります。

腰の痛みや不快感が気になる方は、適度な硬さと弾力性を持つ座面のリクライニングチェアを選んでください。

腰痛が気になる人のリクライニングチェアの選び方

腰痛が気になる場合、身体に合ったリクライニングチェアを選ぶことで改善できるケースがあります。

とくに座面の位置や高さを調整できるタイプやランバーサポート搭載製品、頭部まで支えるハイバックタイプは腰痛持ちには最適なリクライニングチェアです。

ここでは、腰の痛みが気になる人のリクライニングチェアの選び方を解説します。

座面の位置や高さを調整できるタイプを選ぶ

腰痛対策に効果的なリクライニングチェアを選ぶ際は、座面の位置や高さを調整できるタイプを検討しましょう。

調整可能なタイプのリクライニングチェアであれば、自分の体型に合わせて最適な座り心地を実現できます。

とくに座面の高さが調整可能なチェアは、足が床にきちんとつく位置に調整できるため、正しい姿勢の維持が容易です。

また、座面の奥行きが調整できるタイプのチェアでは、背もたれと背中の間にスペースができないよう調整できるため、腰部がきちんと補助され腰への負担が軽減されます。

座面の角度を調整できるチェアでは、骨盤の位置を適切に維持できるため、腰椎のS字アーチを維持しやすくなります。

ランバーサポートで腰への負担を減らす

ランバーサポートは、腰痛対策として非常に効果的です。

ランバーサポートとは、リクライニングチェアの背もたれに取り付けられた腰部を支えるクッションや突起物を指します。

ランバーサポートは腰椎のS字アーチを保ち、腰部にかかる負担を軽減する役割を果たします。

とくに上下・前後に調整できるタイプは、自分の体型や好みに合わせて最適な位置に調整できるためおすすめです。

ランバーサポートを適切に使用すれば、長く座っていても腰部の筋肉の緊張を和らげられ、正しい姿勢を保ちやすくなります。

既存のチェアに後付けできるランバーサポートもあるため、環境や好みに合わせて最適なものを選びましょう。

ハイバックタイプを選択する

腰痛対策としてリクライニングチェアを選ぶ際は、ハイバックタイプがおすすめです。

ハイバックタイプのチェアは背もたれが頭部まで届く高さがあり、首や肩をきちんと補助してくれます。上半身全体の重さを均等に分散させ、腰への負担を軽減可能です。

また、リクライニング時に首や頭部をきちんと支えるため、快適な姿勢でリラックスできます。

加えて、長い時間のデスクワークや読書など、上半身を使う作業時にも姿勢を安定させる効果があります。

ただし、ハイバックタイプを選ぶ際は、自分の身長に合ったサイズを選ぶ必要があります。サイズが合わないとメリットを得られない可能性があるため、注意してください。

腰への負担を減らす正しい座り方

身体に合ったリクライニングチェアを選ぶだけでは腰への影響を緩和できません。自分に合ったリクライニングチェアに、正しく座ることで腰への負担を減らします。

ここでは、腰への負担を減らす正しい座り方を解説します。

椅子に深く座る

正しい座り方で重要になるのは椅子に深く座ることです。

リクライニングチェアに座る際は、お尻を背もたれにきちんとつけるよう意識してください。腰部全体が椅子によって支えられ、腰への負担が軽減されます。

椅子に深く座ることで自然と背筋が伸びるだけでなく、良い姿勢を保ちやすくなります。

また、深く座ると座面の前方に体重がかかりすぎる状況を防げるほか、太ももの裏側への圧迫も軽減されます。ただし、深く座りすぎて背中が丸くならないよう注意が必要です。

背もたれとの間には適度な空間を保ち、腰のアーチが自然に維持される位置を見つけましょう。姿勢を定期的にチェックしつつ、必要に応じて位置を調整するようにしてください。

骨盤を立てて姿勢を整える

骨盤を立てて姿勢を整えることは、腰への負担を軽減するうえできわめて重要です。

骨盤を立てると、腰を反らせすぎない点に加えて前かがみになりすぎず、自然な状態を保てます。腰椎のS字アーチが維持されるため、腰部にかかる負担を均等に分散可能です。

骨盤を立てるためには、お尻の付け根にある座骨を意識し、体重をかけるようにしましょう。おへそを軽く引き上げるイメージで腹筋に力を入れると、骨盤を立てられます。

ただし、力を入れすぎると疲れやすくなるため注意が必要です。あくまで自然な状態で骨盤を立てられると、長く座っていても疲れにくく、腰痛のリスクを軽減できます。

足を地面にしっかりとつける

正しい座り方の重要なポイントは、足を地面にきちんとつけることです。両足の裏全体が床にきちんとつくように座れば、体重が均等に分散され、安定した姿勢を保てます。

足を地面につけると膝が自然と90度に曲がり、太ももと床が平行になる理想的な姿勢を作れます。また、下半身の血行が促進され、むくみや疲労の軽減にも効果的です。

足が床に届かない場合はフットレストを使用するか、椅子の高さを調整してください。

ただし、足を組んだり、つま先立ちになったりすると、腰への負担を増加させる可能性があるため注意が必要です。

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とくにSIHOO DORO C300-PROは、腰への負担が少ないため腰の痛みを気にしている方に適しています。

DORO C300-PROは人間工学に基づいて設計されており、あらゆる体型のユーザーに優れた補助と快適さを提供します。

調整可能なヘッドレストやランバーサポート、通気性のあるメッシュ素材を採用しているため、長い時間使用しても快適に過ごせるでしょう。

ランバーサポート機能は腰への負担を軽減し、正しい姿勢の維持をサポートします。また、座面の高さや角度も調整可能で、自分の体型に合わせて最適な設定が可能です。

さらにハイバックデザインにより、首や肩もきちんと補助されます。

オフィスでの使用はもちろん、在宅勤務の環境でも快適に使用できる優れたリクライニングチェアです。作業中の腰への影響が気になる方は、ぜひご検討ください。

まとめ

リクライニングチェアは正しいものを選び、適切に使用すれば、腰に悪影響を与えるアイテムではありません。

しかし、長い時間の使用や適切でない姿勢で座り続けていると、腰痛のリスクが高まる可能性があります。

腰痛対策としては、座面の高さや奥行きが調整可能なタイプをはじめ、ランバーサポート機能付き、ハイバックタイプのチェアを選ぶと効果的です。

また、正しい座り方として、椅子に深く座り、骨盤を立てて足を地面にきちんとつける意識を持ちましょう。

株式会社SIHOO』では、快適な角度に調整可能なリクライニングチェアを多数ご用意しています。

ランバーサポートやヘッドレストも搭載されており、腰への負担を最小限に抑えます。腰への影響の少ないリクライニングチェアをお探しの方は、ぜひチェックしてみてください。

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