肩こりの原因はオフィスチェアにある可能性も!症状を軽減するポイントや製品の選び方を解説

肩こりの原因はオフィスチェアにある可能性も!症状を軽減するポイントや製品の選び方を解説

デスクワーク中の肩こりは、オフィスチェアの選び方と使い方で大きく改善できます。

肩こりがひどくて仕事に集中できない、オフィスチェアを変えても肩こりが改善しないと悩んでいる場合は、原因を追求しなければなりません。使用しているオフィスチェアが体格に合っていないケースも考えられます。

この記事では、オフィスチェアと肩こりの関係性をはじめ、症状を軽減するためのポイントや選び方について詳しく解説します。

オフィスチェアに座っていると肩こりになる原因

デスクワークでは、気づかないうちに不適切な姿勢を取ることで肩こりを引き起こします。

主な原因は、頭部と腕の重みが肩にかかることです。人間の頭部は体重の約10%を占め、背骨が支えてくれています。

しかし、背筋を伸ばした正しい姿勢でないと、効果的なサポートができません。特に猫背の場合は、肩の筋肉で頭を支えることになってしまうでしょう。

また、両腕は体重の約16%を占めており、アームレストがない状態では腕の重みをすべて肩で支えることになります。

このように、不適切な姿勢で長時間デスクワークを続けると、肩の筋肉に過度な負担がかかり、血行が悪化して肩こりを引き起こしてしまうでしょう。

ここでは、オフィスチェアに座っていると肩こりになる原因を解説します。

座り方の問題

デスクワークでの不適切な座り方は、肩こりになる原因の一つです。

もっとも多いのは、背もたれを十分に使わず椅子に浅く座る姿勢です。背中や腰を自分の力で支えるため、肩や首に大きな負担がかかります。

また、背筋を伸ばせず猫背になりやすく、頭部が肩よりも前に出る状態を引き起こします。頭を支えるために肩甲骨周りの筋肉が強く収縮しなければなりません。

その結果、座り方が肩こりの原因になってしまいます。

また、キーボードの位置が高すぎて肩が上がった状態での作業も、肩の負担を増加させます。

さらに、足をつま先立ちにしたり、組んだりすると、踏ん張りが効かない不安定な姿勢になるため、上半身に余計な力が入ります。長時間にわたって同じ姿勢を維持すると、筋肉が緊張したまま血行が悪化します。

デスクワークでは、座り方に注意しないと、肩こりの症状は悪化の一途を辿るばかりです。

オフィスチェアの機能性の問題

オフィスチェアの機能不足も、肩こりを引き起こす問題の一つです。

例えば、アームレストの調整機能が不十分なチェアでは、腕を適切な位置でサポートできず、肩に過度な負担がかかります。特に、前後調整や角度調整ができないアームレストでは、キーボードやマウスの操作時に肘を安定して支えられません。

また、背もたれの形状が体型に合っていないと、自然と前かがみや猫背になりやすく、肩こりを助長してしまいます。座面の高さや奥行きが体型に合っていない場合も、正しい姿勢を保てなくなるかもしれません。

ヘッドレストがない、あるいは調整機能が乏しいオフィスチェアでは、頭部の重みを分散できず、首や肩の筋肉に負担が集中しやすくなるでしょう。

これらの機能不足は、長時間のデスクワークによって肩こりの症状が深刻化する可能性を高めます。

肩こりのつらさを軽減させるポイント

デスクワーカーの肩こりを軽減するには、複合的なアプローチが効果的です。主な対策として、正しい姿勢の維持や定期的な休憩、肩や首周りをサポートするオフィスチェアへの買い替えが挙げられます。

ここでは、肩こりのつらさを軽減させるポイントを解説します。

正しい座り方を意識する

正しい座り方は、デスクワーク中の肩こり予防に欠かせません。

背筋を自然に伸ばせる姿勢を作るには、椅子に深く腰掛け、背もたれにしっかりと体を預ける必要があります。足裏全体を床につけ、膝の裏と椅子の座面の間に指が入る程度の隙間を作ることも意識すれば、体重を均等に分散させられます。

また、両腕は肘が約90度になるよう、キーボードの高さを調整します。パソコン画面は、目線よりもやや低い位置に設定し、頭を前に突き出さない姿勢を心がけてください。

特に、デスクトップパソコンを使用する場合は、キーボードとディスプレイを別々に調整できるため、理想的な姿勢を作りやすいです。

正しい姿勢を維持できれば、肩や首に余計な力が入りません。結果、肩こりの予防と改善につながるでしょう。

定期的に軽いストレッチを取り入れる

デスクワーク中の肩こり対策には、適度なストレッチが効果的です。30分から1時間に1度は、簡単なストレッチを取り入れれば血行を改善できます。

例えば、手を後ろで組んで胸を開きながら両手を下げ、15〜20秒キープするストレッチが有効です。

このとき、肩が上がらないように注意しながら、組んだ手を後方へ上げていきます。胸を広げたり縮めたりする動きに合わせて深い呼吸を行えば、リラックス効果も得られるでしょう。

また、背もたれをつかんで腰を左右にゆっくりとひねるストレッチも効果的です。3〜5セットを目安に行い、左右差がないか意識しながら行ってください。

さらに、椅子に浅く腰掛け、片足を伸ばして上半身を前に傾ければ、太もも裏の筋肉も伸ばせます。

肩や首周りをサポートするオフィスチェアに買い替える

肩こりを軽減するには、肩や首周りをサポートするオフィスチェアへの買い替えが有効な手段です。

機能性の高いオフィスチェアには、座面の高さや背骨のS字カーブをサポートする背もたれ、可動式のアームレストなど、体のあらゆる部分をサポートする機能が備わっています。

特に人間工学に基づいて設計されたオフィスチェアは、長時間座っていても快適な座り心地を維持できるだけではなく、肩こりや腰痛などの予防にも効果的です。

オフィスチェアに座ったあとに肩や首、腰に違和感を覚えるのであれば買い替えを視野に入れてもよいかもしれません。

肩こりを軽減するオフィスチェアの選び方

肩こりを軽減させるためには、複数の機能が搭載されたオフィスチェア選びが欠かせません。

例えば、アームレストやヘッドレスト、座面や背もたれの調整機能付きのオフィスチェアであればデスクワーク中の疲れを軽減するとともに、肩こりの原因も解決できるでしょう。さらに、腰痛など腰への負担が気になる方はランバーサポート付きの製品がおすすめです。

ここでは、肩こりを軽減するオフィスチェアの選び方について詳しく解説します。

調整可能なアームレストのある製品を選ぶ

肩こり対策には、調整可能なアームレストが重要な役割を果たします。体重の約16%を占める両腕の重みを適切に支えてくれるため、肩への負担を大幅に軽減できるのが魅力です。

オフィスチェアを選ぶ際は、アームレストの高さ調整だけではなく、前後調整と角度調整が可能な3Dアームレストを備えた製品を選択するのが理想といえるでしょう。

使い方は、キーボードを打つ前傾姿勢の時は前方で内向きに、背もたれに寄りかかって書類を読む時は後方で外向きにするなど、作業内容に合わせて最適な位置に調整するのが効果的です。

跳ね上げ式のアームレストを搭載したオフィスチェアなら、必要に応じて収納もできます。デスクの高さを問わずスッキリと収められるのが特徴です。

調節可能なアームレストのある製品を選び、作業効率を高めながら、肩こりの予防と改善を実現しましょう。

ヘッドレスト付きの製品を選ぶ

ヘッドレストは、体重の約10%を占める頭部の重さを分散させる重要な機能です。高さと角度の調整が可能なヘッドレストを備えたオフィスチェアを選べば、首や肩への負担を効果的に軽減できます。

また、ヘッドレストの位置は、身長や姿勢に合わせて細かな調整が可能なものが理想的です。特に、デスクトップパソコンを使用する環境では、目線がモニターの上端よりも高くなるよう調整すれば、ストレートネックや首の疲労を防げます。

長時間のデスクワークでは、休憩時にヘッドレストに頭を預けることで、首や肩の筋肉をリラックスさせられるでしょう。

座面や背もたれの調整が可能な製品を選ぶ

肩こりが気になる人には、座面と背もたれの調整が可能なオフィスチェアがおすすめです。

座面の高さ調整が可能なものであれば、足裏全体が床につく高さに設定しましょう。また、奥行きの調整機能があれば、背もたれに腰がしっかりと付く位置に調整できます。

さらに、リクライニング調整が可能なオフィスチェアなら、作業内容に応じて最適な角度に設定できるため便利です。

ランバーサポート付きのオフィスチェアなら腰への負担も減らせる

ランバーサポートは、腰部への負担を軽減する機能です。背面と一体型ではなく、独立して調整可能なランバーサポートを備えたオフィスチェアを選べば、体型に合わせた最適な位置で腰をサポートできます。

さらに、高さ調整に加え、前後の調整も可能なものを選ぶと、より高いフィット感を得られるでしょう。

通常の着座姿勢では腰部に圧力が集中しやすく、前かがみ姿勢では椎間板への負担が増大します。しかし、ランバーサポート機能を使用すれば、座るときの腰部への圧力を分散し、腰椎への負担を軽減できます。

背骨のS字カーブが維持しやすくなると、上半身全体の姿勢が改善されるため、肩こりの予防にも効果的です。

肩こりに悩んでいる方には『株式会社SIHOO』のオフィスチェアがおすすめ!

肩こりに悩んでいる方は、機能性の高いオフィスチェア選びが重要です。アームレストやヘッドレスト、ランバーサポート付きの製品であれば、体を効率的に支え快適な座り体験を実現します。

ここでは、『株式会社SIHOO』が取り扱う製品のなかでも肩こり対策におすすめの高機能オフィスチェアを紹介します。

省スペースでもアームレストが欲しいならM76

SIHOO M76は、肩こり対策を限られたスペースでも実現してくれるオフィスチェアです。跳ね上げ式のアームレストを採用しており、90度回転できる設計により、必要に応じて収納できます。

使用時は肘を支え、携帯電話操作や読書時にも快適な姿勢を保てます。使わない時は、アームレストを引き上げることで約2平方メートルのスペースを節約可能です。

背もたれは体に沿ってカーブしており、腰痛を和らげる効果があります。ランバーサポートは3cmの昇降ができ、自分に合う位置に調整すれば長時間の座位でも腰に負担をかけません。

省スペースでもアームレストが欲しい場合は、M76をご検討ください。

前後調整可能なアームレスト搭載のオフィスチェアならM102C

SIHOO M102Cは、3D跳ね上げ式アームレストを特徴とするオフィスチェアです。6cm上下昇降可能で35度角度調整できるヘッドレストを採用し、頭部や首をサポートします。

さらにアームレストは前後に4cm調整可能で、左右に29度回転できる設計です。独立式のランバーサポートにより、腰全体を安定して支え、長時間の座位による負担を軽減します。

座面には、耐久性が高く型崩れしにくいモールドウレタンを採用し、快適な座り心地を維持します。背もたれは、メッシュ仕様で通気性に優れているため、蒸れにくい設計です。

前後調整可能なアームレスト搭載のオフィスチェアをお探しなら、M102Cをチェックしてみてください。

あらゆる角度で腕をサポートするDORO S300

SIHOO DORO S300は、10年以上の人間工学研究をもとに開発した最上位モデルです。6D連動アームレストを採用し、細かい角度調整が可能なほか、一般的なオフィスチェアよりも滑らかな操作を実現しています。

また、ヘッドレストと背もたれは一体型に設計され、首と背中に効果的なサポートを提供します。背もたれは5段階の調整ができ、98度から135度までのリクライニング調整が可能です。

座面は奥行きを5cm調整できるため、体型や作業スタイルに応じて最適な位置に合わせられます。

あらゆる角度で腕をサポートするオフィスチェアが欲しい場合は、DORO S300がおすすめです。

まとめ

デスクワークによる肩こりは、オフィスチェアの選び方と使い方で大きく改善できます。

特に正しい姿勢の維持は肩こりを軽減するためには、欠かせない対策といえます。アームレストやヘッドレスト、ランバーサポートなどが搭載されたオフィスチェアであれば、無理なく正しい姿勢を保てるでしょう。

株式会社SIHOO』で取り扱うオフィスチェアは、アームレスト、ヘッドレスト、ランバーサポートなど、体のあらゆる部分をサポートする機能が備わっています。さらに人間工学に基づいた設計は、長い時間の着座でも疲れません。

長時間におよぶデスクワークが中心で肩こりが気になる方は、ぜひSIHOOの製品をご検討ください。

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